なぜ小学校受験しようと思ったか?改めて夫婦で考えてみた【母親編】

  小学校受験が終わり、年末年始で親族や友人と会う機会が増え、その際に聞かれる事の多かったこの問いについて、改めて夫婦で話してみました。

なんで小学校受験しようと思ったんですか?

正直、受験の終わった今でもその理由や意義について、確信をもってこれ!といえる答えはありません。まだまだ探している旅の途中です。その中でも、これかもしれないね、というものをご紹介したいと思います。

前回の父親編に続き、今回は母親編です。ぜひ両方読んで、小学校受験や子育てに対する考え方の違いを感じて頂けたらと思います。

母親編まとめ

① 周りに影響されやすい娘

② 教育について関心が強い

③ 子供との時間

①環境

娘は周りの環境に影響されやすい方、別の言い方をすれば憧れ意識が強いです。一般的に年中-年長ぐらいの女の子に良く見られる傾向ではあります。

好きなTVを見ても良い、となるとフェアリージャパン(新体操)の試合ばかり見る、解説者のコメントまで憶える。そして小学生になったら新体操を習いたいと言う。

電車で制服を着た学生さんを見て、私もあぁやって電車に乗って制服着て学校に行きたいと言う(行きたい人みんなが行ける訳じゃないのよ、と諭す)。

特に小学校などの幼少期のうちは、周りに目標となる人が沢山いてくれる環境が娘にとって良いのでは?と考え始めました。子供が大学生になるまでが親の役割だと仮定して、それまで子供が置かれる環境が私立や国立、公立で何が良くて何が悪いか答えなんて出せません。ですから、その時々でベストだと思われる環境を選択する、という結論に至りました。

・公立より私立/国立が良いの?(通ってみないと分かりません。。)

・小学校から高い学費で通わせるほどなの?(受験して合格しないと通わす権利さえありませんが・・)

・中学受験で良いじゃん?(6-7年も先の未来の話、今しますか?)

仰る気持ちは良くわかります、私たちも初めはそう思ってましたから。でも我が家は選択肢の中から小学校受験を選び、私立小を選択した、それが娘にとってベストな環境だと思った、それだけの事です。それだけの事ですが、これが周りに流されない為に最も大切なことです。

もし同様の質問で周りと距離を感じて悩まれているご家庭があれば、ぜひ我が家はベストな選択をしていると信じて進んでいって欲しいと思います。

②教育への関心

高校や大学受験に比べ、どうして小学校受験はそこまで話題にならないのだろう?と思っています。別にやらなくても良いものだから、という背景は理解してますが選択肢が増えるというメリットは見過ごせない、と感じてます。そういった興味、関心が受験に繋がりました。

〇〇歳までに子供の能力は決まる、幼少期は英語より日本語、東大生の習い事、など有名誌などで特集されると必ず登場する幼児教室。

通わせるメリットって何でしょう・・・?

親の意識改革だと思うのです。通わせていらっしゃるご家庭の親御さんは総じて教育への関心が高く、お子さんの事を良く観察していらっしゃいます。子育ての悩みを先生や周りの方と共有して、情報を集めています。そういった環境に身を置くことで、自然と自分自身も気持ちと行動が変わっていきます。

育児書を読み終わって、良いなと思ったことを即実践!でも日々の忙しさに追われて、その思いはどこへやら・・ということ良くありませんか?ましてや、兄弟姉妹がいたりしたら尚更です。意識改革どころではありませんよね。でも、週一回でも例えば幼児教室に通って意識をリセットする、周りで頑張っている親御さんにパワーをもらう、見習うことができれば日々の行動も少しずつ変わると思いませんか。まさに私自身がそうでした。子どものための教室と思っていたものが、実際は親のモチベーションを定期的に(毎週)回復させる機会、に変わっていたのです。

お子さんの小学校受験に少しでも興味がある方は、教育への関心が高い方が集まる環境に行ってみることをオススメ致します。

③子供との時間

毎日を丁寧に過ごす、とは小学校受験で良く言われるものです。忙しさを理由にスピード重視で先回りしてやってしまい、子どもの成長や自立の機会を奪ってやいませんか?ということです。

自分で靴を脱ぎ履きする、揃える、翌日の保育園の準備をする、事から始まり毎日決まったお手伝いをする、料理ができる、買い物に一人で行ける、数駅なら電車に乗って帰ってこれる、などなど。全て5歳でもできます。

別に5歳でやらせなくても、そのうちみんなできます。だから、出来ることがスゴイことでも何でも無いのです。できるようになるまで、親がサポートし、アドバイスし、寄り添う時間があり、それがとても大切だと思うのです。つまり、色々な経験を通して子供と真剣に向き合う時間を積極的に作るということです。

仮にそれが受験のため、だとしても共働きで限られた時間を経験に使いたいと考えました。小学校受験はまさに、経験の積み重ねであり、真剣に子どもと向き合うことが求められていると知り、この機会を逃してはならないと思うようになりました。

実際に、子供との時間は圧倒的に増え、経験させたいこと、逆に子供からやってみたい!と言ってきたことで溢れ、受験が終わった今も消化し切れていない程です。ここまで好奇心が旺盛だとは思ってもいませんでした。

小学校受験は、親子の大切な時間を取り戻し、親自身が教育への関心を持ち続けるための最強ツールの1つなのかもしれません。

小学校受験の「家庭の教育方針」なんて何でも良い?その②

謹賀新年

2022年は小学校受験、子育てやアウトドアについて頻度良くアップしていく所存です。

早速ですが、先日アップしたその①の続きです。

教育方針なんて何でも良い

① 行動が伴っているか

② 夫婦で共通認識となっているか

③ 今の子どもにあっているか子

①行動、②共通認識の大切さについては、その①をご参照下さい。

③我が子を見て

 キーワードのまとめ作業で見えてきた3つの言葉は、お子さんと比べてみていかがでしょうか?近い雰囲気のものから、かすりもしないような言葉まであると思います。でもそれで良いんです、夫婦で話し合って決めた理想像はお二人の心に留めておいて下さい。あくまで親の思い描く理想像に過ぎません。

 社交的で、何事も率先して行うリーダーシップの強い子、が理想。でも実際の我が子は、初めての場所では周囲を伺いながら慎重に出方を見極めるタイプ、という事もあると思います。裏を返せば、周りに気配りができ、困っている子にそっと声を掛けられるタイプ、とても女子校向きな感じもします。(我が家はこれに近かった)

経験、場数を踏んで自信を付け、少しずつでもリーダーシップを発揮できるようになってくれれば◎です。

 我が子の今を見て、性格や知らない子達の中での振舞いから、現実的な目標設定ができます。その目標に向かって親子でアクションを起こして継続してさえいれば、それに付随する教育方針は “何でも良い” のです。そして一度決めた目標にこだわる必要は全くなく、子どものペースに合わせて微調整、軌道修正していきましょう。

小学校受験の「家庭の教育方針」なんて何でも良い?その①

 新年長にクラス替えとなり、教育方針も本格的に考えないとなぁ・・・と思われているご家庭も多いのではないでしょうか?我が家も、手探り状態でどうする?ってどうやって決めんのよ?という状態でした。そもそも、子供生まれて以来、そんな企業理念みたいのを掲げて日々子育てしてきてないんですが、と言いたい。

 ただちょっと冷静になれば何事もただ漠然と進めるよりは、まず大きな目標を掲げることは大切だと判ります(わかってるけどさ・・)。受験日に向かって日々忙しくなり、体力的にも精神的に辛い状況に追い込まれていきます。そういった時に、ふと立ち返ることができるのが家庭の教育方針、だと思います。合格に向かって邁進する自分自身を少し客観的に見つめ、我が家はどこに向かっているんだっけ?〇〇小学校に入学すること、がゴールじゃないよね?と思えます。そうすることで、子どもへの接し方もまた変わってきます。

それぐらい大事なものになってきますので、しっかりとご夫婦で時間を取って話し合ってみることをお勧めします。美味しいコーヒーでも淹れて、ゆっくりと子供の将来について語ってみるのも良いものです。

ここからは我が家流のやり方をお伝えします。

教育方針なんて何でもよい

 

① 行動が伴っているか

② 夫婦で共通認識となっているか

③ 今の子どもにあっているか

少し尖った言い方になりましたが、本音を言えば”正直何でも良い”です。要は方針を家族で共有し、行動に移せているかが重要、とこの一年を振り返り改めて思います。

①行動

 私どもの教育方針は〇〇です、と言われた時にそれすごいね、はい合格とはなりませんよね。それに向かって具体的にどんなことを実行して、その結果子どもにどんな変化が生まれたのか?ちゃんと見ていますか、お父さん?というイメージです。事実、女子校の面接では良く聞かれました。

週末は何をして遊びますか?行事で大切にしている事はありますか?最近お子さんと何をして遊びましたか?

こんな質問の答えからも、見えてくるものがあります。アクティブなご家庭なら公園、アスレチック、スキーやキャンプになるのでしょうか。お家でお菓子作り、お絵描き、寸劇、DIYなんかだとお家派、でしょうか。何となく家族像が浮かんできませんか?(もちろんこれだけではないですが。。)

ちなみに我が家は断然アクティブ派。

②共通認識

将来どんな子に育って欲しいか?ご夫婦で思いつく限りキーワードを出してみてはいかがでしょうか?やってみると頭の中も心もスッキリするのでお勧めです。(くれぐれも教育論のぶつかり合いにならぬように・・・)

こんな感じです(これが数枚あります)。

グローバルに活躍、英語、リーダーシップ、協調性、優しさ、挨拶できる、好奇心旺盛 etc …まずは我が子の特性や性格は気にせずに。出し切った後は、同じ様なニュアンスの言葉は繋いで、まとめていきます。

3ワードくらいまで絞れると、やんわりと理想像が見えてきます。お互いどんな思いで子育てし、受験に挑もうとしているのかが見えてくると思います。この作業は、お互いの胸の内を知る=共通認識を持つことが目的です。理想像を作り上げることではありません。

“どんな子に育って欲しいか?”をテーマにしたのは、夫婦それぞれで思いがあるのでキーワードが出てきやすいためです。そんなに時間も掛かりませんので、その辺の裏紙でサクッとやってみて下さい。

③我が子を見て

じゃあ今の我が子はどうでしょうか? ☞ 次回に続く

2022年度 小学校受験を終えて

 長女を小学校受験させると決めた年少から早3年。有難いことに良いご縁を頂き、4月からは都内女子校に通うことに。本人も満足しているので、親も一安心です。

 夫婦フルタイムで共働き、ともに高校までは公立育ち。小学校受験とは無縁(むしろその存在すら気にしてこなかった)だった私たちが初めての小学校受験で合格まで何とかたどり着いた軌跡を少しずつでもお伝えできればと思います。これからあの荒波に漕ぎ出してゆく方々へ、何か参考になるものがあればブログ冥利に尽きます。

受験して良かった3つのこと

 

① 勉強する習慣ができた(兄弟も良い影響を受ける)

② 自信を持てるようになった

③ 子育てについて夫婦で深く考えるようになった

①習慣

朝、夕、夜で勉強していた娘は、それがルーティンとなり受験が終わって暇に。。せっかくの習慣を無駄にしてはいけないと小学校準備講座の冊子を今でもコツコツやっています。どうも公文式は単調で合わないようで、Z-KAIが楽しい!と。4月からの通信講座もコチラが現時点で有力。

とにかく、小学校受験を通して「机に向かう習慣」が就学前に付いたことは、勉強するにあたっての基盤ができたと思います。

②自信

真っ先に手を挙げて、みんなの先頭に立ってまとめ上げていく、娘はそんな優秀なタイプではないです。むしろ一歩下がって様子みてから動き出すタイプ。それでも状況を把握すれば、臆することなく発言する、そして一歩踏み出せない周りの子に声を掛けてあげられる、様になりました。試験の行動観察なんかも、それができたと信じてます。

1人で買い物に行く、1日スキー学校に入る、1人でホットケーキを作る、お風呂掃除をする、お米を炊く、遠足の準備をする etc.. 失敗も含めて早いうちから経験させることで、できた時に本人の中で不安が自信へと変わっていくのが分かりました。

小学校受験を通して娘の成長を傍で見守りながら、親としても少し自信を持てるようになったと思います。

③夫婦で考える

娘の人生(といってもまだ6年足らず)について、ここまで真剣に考えたことは正直ないです。学校選びに始まり、願書、面接、学費や習い事、なんなら住む場所、と次々と考えることが出てきます。共働きでは、夫婦でタッグを組まないととてもじゃないと乗り越えられません。特に小学校受験ビギナーの我が家は。

夫婦同士でも育ってきた環境が異なるので、当然教育方針も微妙に違う。夕飯時に、「ねぇ、小学校受験させようと思う」なんて言い始めたら大炎上。どうすのよ、これ。。。特に旦那の反対。今でこそ教育熱心なお父様も初めは受験に真っ向から反対だった、なんて方も多いです。

小学校受験は、夫婦で子供の人生について真剣に考えるキッカケを与えてくれ、考えを変え、行動を変えていく力があると思います。

一つ一つ思い出しながら、今後はテーマごとにアップしていこうと思います。