【育児書レビュー】戦略子育て―楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方 三谷宏治 著

ストン、と音が出るくらい腹落ちする内容でした。育児書でありながら、ビジネス書の要素もあり特に子育て世代のお父さんに読んで欲しいです。3人の子育て、という背景も我が家と重なりました。

決断はすべて子供自身

子供自身が全て意思をもって決断すること、その決断を親は尊重し、失敗も全て受け入れる。その決断に至るまでの、小さな判断の積み重ねがとても重要であり、これからの時代を生き抜いていく子供たちに欠かせない決断力、判断力。習い事、お手伝いに始まり、塾、高校、大学、旅行、誕生日会 etc..全て子供自身が考え、著者に報告。そしてこの子供とお父さん(著者)のやりとりが、もう一つの会社組織です。子供なりに考えた企画書をお父さんにどう承認してもらうか、そんなイメージでやり取りが進みます。対等な大人として子供と接する、ということだと思います。
子供に一任する=親の忍耐力、も相当なものだと思います。我が家もなるべく子供に判断、やり方を任せていますが、まだまだだなと実感しました。

なぜ?どうしたら良い?

会社でも良く聞くワードです。
うん、事実・問題は分かった、で、あなたはどうしたいと思ってるの?これを子供たちと一緒に考えていく、その過程でも子供の考えを尊重する、ということです。

書くのは簡単ですが育児でPDCAを回し続けるなんて簡単に出来たものではないです。仕事でも難しいのに。。。親はテスト結果にどうこう言わない。何が悪くて、次どうしたら良いのか?子供自身が考え、またお父さんに報告です。PDCAを回すのです、一緒に。

なぜスマホが必要なの?
みんな持ってるから!無いと仲間外れにされちゃうから・・・。
うーん・・・本当にそうかな?
両親もブレない教育方針と相当な忍耐力(子供に任せる力)が必要です。これから必ずやってくる子供のスマホ問題、親としてどのような方針で使用を許可するのか、この本を読んで夫婦で話し合う良いきっかけになりそうです。

個人的な経験ですが、海外出張に行くと現地スタッフと子育てについて良く話をします。スマホ問題は海外でも同じ親の悩み。なぜiPhoneが必要か?をレポートにして提出させた、という話は結構良く聞きました(特に東南アジア諸国)。大きくなったら与えられるもの、ではなくスマホをどう活用していくか、入口から子供ながらに考えるということが重要なのかもしれません。

子供たちの反応

じゃあ実際著者の子供たちは、当時をどう思ってたの?いくら親が良いと思ってたとしても、子供が納得してなかったら逆効果なのでは?と思う方も少なからずいらっしゃるでしょう。

当時を振り返って、その時感じてたこと、それが今の自分にどう活きているのか?が子供たち言葉で書いてあります。リアルかつユーモアにあふれ、この本で私が最も好きなシーンであり、育児の手本となる部分だと思います。

東大に入れる、医学部に入れる、ハーバードに入れる、地頭の良い子に育てる etc そんな育児書に疑問を持ち始めたら、ぜひ読んで欲しいです。

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